「筑豊隊友かわら版」 第5号に寄せて
「猛暑下に想う」
隊友会筑豊地区会の皆様、暑中お見舞い
申し上げます。今夏も厳しい猛暑とコロナ禍の中でお過ごしの事と思います。
さて、第二十六回参議院通常選挙が七月に行われました。
結果は、御承知の通り自民党を中心とする保守系政党が圧勝し、野党系政党が敗れたことは、国民の正しい判断、選択であったと思います。
一方、自衛隊出身の宇都隆史候補を落選させたことは、真に残念な結果でした。
現職自衛官を始め我々OB、家族等で自衛隊出身者を当選させる事が出来なかった事は痛恨の極みです。
他の職域、組織出身の候補者が確実に当選している現実を見た時、我々の組織の力不足が痛感されます。
宇都候補自身の知名度もさる事ながら、支援すべき我々一人一人の危機意識が足りなかったと言わざるを得ません。
大いに反省し分析して今後に反映して行かなければなりません。
更に痛恨な極みは、我々自衛隊関係者の後ろ盾でもあった安倍元総理が暴漢の銃弾に倒れた事です。
日本国のみならず世界にとっても大きな損失でした。
安倍元総理は、戦後の歴代内閣の誰もが手を付けなかった、内外の諸問題特に防衛問題に積極的に取り組み、防衛庁を省にし、特定秘密保護法・平和安全法制等安全保障関連法の整備等に尽力されました。
最後に日本国憲法を改正し、自衛隊を憲法に明確に規定、位置付けようとする道半ばでの非業の死は、真に残念の極みです。
安倍元総理のご冥福をお祈りいたします。
「筑豊隊友かわら版」 第4号に寄せて
隊友会筑豊地区会会員の皆様、新年あけましておめでとうございます。
令和四年壬寅(みずのえとら)の初春を心からお慶び申し上げます。
さて、ご存じの様にコロナウィルスの蔓延は、本会活動の制約を余儀なくされました。
しかしながら、逆にこの事が隊友会活動の有り方を根本から見直し検討する良い機会を与えてくれたのではないかとも考えています。
役員の改革への熱意と努力によって、組織を改編し、規則を改正して新たに生まれ変わることが出来たものと思います。
また、一方で十分に充電することができたのではないかと思います。
ですから、令和四年の新年を迎えた今、これまで練り上げてきた様々な事柄を具体的に実行に移していく必要があります。
その為には、それぞれに与えられた地位、役割に応じて自分の力を十分に発揮して一歩一歩前に進めていかなければなりません。一人一人の力は微力でも、力を結集した組織の力は無限で素晴らしいものです。
どうか力を合わせ協力して前進していきましょう。
また、本年はそれぞれの特技・趣味を活かした活動を通じて楽しい組織にしていければ良いのではないかと思っています。
会員皆様のご多幸を祈念するとともに、本会へのご支援ご協力を引き続きお願いいたします。
「筑豊隊友かわら版」 第3号に寄せて
緊急事態宣言が全国で解除され、各種行動規制の緩和から経済回復を始めとする日常生活を徐々に取り戻すスタートとなりました。単にコロナ対策のみに止まらず、我が国周辺の国際情勢の緊張、台風等の自然災害対策等、防衛省・自衛隊の役割は、益々増しています。
故に筑豊地区会は、自衛隊と地方自治体・住民の皆様との懸け橋として、より充実した支援・協力活動が必要だと強く感じていますので、筑豊地区会の各種事業を推進して参ります。
コロナ渦の様相は予断を許す状況にないことから、話す時のマスク、3密を回避する基本的なコロナ対策を励行することはもとより、隊友会筑豊地区会の役割を理解していただき、引き続き会員皆様の積極的な参加・協力を賜りますようお願い申し上げます。
公益社団法人隊友会福岡県隊友会筑豊地区会会長の阿部重信が令和3年度の筑豊隊友かわら版の発刊に寄せて、一言ご挨拶申し上げます。
令和2年度は新型コロナウイルスの世界的大流行が治まらず、隊友会としましても事業の縮小、行事の中止等にならざるを得ない状況となりました。
この中で、令和2年度から筑豊地区会での新聞を発刊しましたところ大きな反響をいただくともに新聞の名称募集も多数の応募いただきました。
今回の第2号からは、名称も「筑豊隊友かわら版」として、以前の地区会としての盛り上がりを取り戻す意味を祈念して、まずは筑豊地区会の皆様へのご報告とさせていただきます。